テーマ:50代以上のblog

初めて見た夢  ~Scene 24~

と言ってもお正月に初めて見る夢の事ではなくて、 生まれてから初めて見た夢のことです。 まあ正確に言えば、自分の記憶にあるいちばん最初の夢ですかね。 僕が覚えている最初の夢は、もちろんあやふやな記憶ですが、 たぶん3歳頃に見た夢だったような気がします。 それは何処まで行っても終わりが見えない、 とにかく広い広い草原…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

バーガンディチェリー  ~Scene 23~

僕はアメリカには行ったことがない。 でも僕の心に深く刻まれているアメリカの風景がある・・・ 小学生の頃、父親の影響もあって、僕は“釣り”がとても好きだった。 その頃の同じクラスの友達のなかに、僕以上に釣りが好きな奴がいた。 その彼の父親の職業が警察官だったので、普段一般人では入れない“特別な釣り場” へ、僕も時…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

シンのサーブ  ~Scene 22~

中学校時代、僕はバレーボール部に所属していた。 部員数も少なく過去の実績もない弱小チームだった。 顧問の先生も名ばかりで、教えてくれるコーチも居ないような状態で、 部活の有無や、練習内容等は部長であった僕にほとんど任されていた。 何処の部にも運動音痴だけど一生懸命頑張ってるやつが一人くらいいたと思う。 うちの部…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

下校デビュー  ~Scene 21~

“彼氏彼女ができたら二人で一緒に下校する” 今ではたわいもないこんな事が、当時の中学生の僕達には憧れだった。 僕の中学校は昇降口から校門まで、結構な距離があるので、 かなり長い時間みんなに見られまくる。 そう一緒に帰るという事は“学校中のみんなにお披露目する”という 覚悟無くしては出来ない、長い長いウィニングラン…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

初めての映画  ~Scene 20~

みなさんは初めて観た映画が何だったのか、自分で憶えていましたか? 僕ははっきりと憶えていました。その映画は“ピノキオ”です。 まだきっと3歳くらいの頃だったと思います。僕はその時のスクリーンの様子を今でも思い出すことが出来ます。 えっ「よく3歳の時のことを憶えてるな」って?、そりゃあもう恐ろしかったですから。 ピノキ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

夏の終り ~Scene 19~

高校生の頃になると、僕はもう夏しか興味がなくなっていた。 だから夏の終りが近くなってくると、淋しさで胸が押しつぶされそうだった。 次の夏までの長い時間を考えると、ほんとに気が狂いそうな気がした。 今年ももうすぐ夏が終わる。 夏色の汽車にのって帰ろう…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

夏の幻影  ~Scene 18~

あの夏の日、二人で立ち寄った海の見える見晴台。 今、一人ぼっちで立ってみる。 海も空も太陽も風も、あの時となにも変わらない。 あれから長い歳月が過ぎたなんて嘘のように 僕を包むすべてのものが、あの夏にタイムスリップする。 だけど、いくら追いかけても、僕の隣には誰もいない。 わかってはいるけれど 次の夏もきっ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

蝉  ~Scene 17~

小さい頃の或る夏の日。 僕はいつものように虫かごと虫捕り網を持って、森の中を歩いていた。 その日、僕は一匹のアブラゼミを捕まえた。 そのアブラゼミは雌だったのだが、網から手に取ったその瞬間、 僕の手の中に小さな卵を産み落とした。 なんだか僕はとても申し訳ない気持ちになってしまい、 すぐに蝉を放ち、その卵をそっと木…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ひまわり  ~Scene 16~

ひまわりっていいですよね。 夏の象徴っていうんですかね。 ひまわりを見ると、なんだか遠い夏の日に心がもっていかれるような気がして、 とてもノスタルジーな気分になりますね。 それとなんとなく気持ちも上向いて、心のビタミンって感じですかね…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

17歳の夏  ~Scene 15~

17歳の夏休み、初めて彼女と旅行に行った。 行先は小さい頃に何度か行ってとても海が綺麗だった九十九里浜にした。 男の僕は平気だったけど、当然彼女は親が許可してくれるはずもないので、 友達に協力してもらって、親には内緒で行くことになった。 横浜からは電車とバスを乗り継いで、結構な時間がかかる。 きっとその距離こそが、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

初恋  ~Scene 14~

中学校に入学してすぐ、僕は初めて恋をした。 僕とは違う小学校から来た女の子だった。 友達の話では、小学校時代やっぱりモテモテだったらしかった。 廊下でその子とすれ違う時は心臓が破裂しそうだった。 友達に用事があるふりをして、その子の教室へ何度も行った。 気が付くといつもその子を探していた。 かといって、僕に何かが…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

7月の海  ~Scene 13~

あまり大きな声では言えないのだけれど、高校生の一時期、僕はよく学校をサボった。 夏休み前の7月の或る日。その日も僕は学校へ行くふりをして、逆方向の赤い電車に乗って、海に来てしまった。 ブレザーにネクタイ、そして革靴という出で立ちで、いつもの海に家に立ち寄った。 なぜか鞄に入っていた海パンに着替えていると、海の家の主人が…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

海辺のバス停  ~Scene 12~

“少し遠くの海へ行こう” 15歳頃の夏の日、初めて彼女と遠出をした。 見慣れた赤い電車に揺られ、終点の駅で降りた。 ここからバスに乗り継いで、目的の岬へ向かう。 岬の入り口のバス停に着いた時、困ったことに僕はバス代分の小銭を持っていなかった。しかたなく運転手さんに“これでお願いします”と千円札を出した。すると運転手さ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

夏祭り  ~Scene 11~

中学生時代の夏は、なんといっても毎年夏休みが始まってすぐにある“夏祭り”が一番の楽しみだった。 地元の總持寺という大きなお寺で行われる夏祭り。小学生の時に行っていた近所の小さなお祭りとは全然違って、賑やかで、華やかで、ヤバいくらいの解放感と高揚感、ちょっとだけ大人になったような気になれた。何をするわけでもなく、ただダラダラ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

スタンド・バイ・ミー  ~Scene 10~

小学校低学年の頃の夏の日だったと思う。 “〇〇公園で首吊り自殺があったらしいぞ”と友達が興奮ぎみに僕に言いに来た。〇〇公園は神社を取り囲むように緑が残った山の公園で、通学路の途中にあるので、よく寄り道をしてクワガタを捕ったりしていた公園だ。夕飯までにはまだ時間があったので、その友達と“見に行ってみよう”という事になった。1…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

星空  ~Scene 9~

まるでプラネタリウムでも見ているかのような満天の星。 小さい頃、田舎に帰省したときに見る星空がとても好きだった…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ばあちゃん家  ~Scene 8~

僕がまだ小さい頃は、田舎に帰省した時に寝泊まりする叔父さんの家とは別に、離れにはまだ祖父ちゃん祖母ちゃんの家が建っていた。それは茅葺屋根でとても古い木で出来た、まるで大正時代の家だった。その頃はもう祖母ちゃんも叔父さんの家に住んでいて、あまり使っていないようだったけれど、僕達が行った時には時々その古い家を開けてもてなしてくれ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

虫捕り  ~Scene 7~

僕が子供の頃に住んでいた横浜の町は、当時はまだかなり自然が残っていた。なので夏になれば必ずクワガタ探しをしていた。でもさすがにカブトムシはもう周辺の森にはいなかったので、男の子として田舎に帰省した時の最優先事項は、やはりカブトムシもしくはデカいクワガタを捕まえることに尽きる。 茨城の実家はすぐ裏がほどよい里山なので、5分も…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

沢蟹  ~Scene 6~

夏休みに親の実家に帰省した時に、毎年楽しみにしていた事をもうひとつ。それは沢蟹(サワガニ)獲りだ。実家のすぐ裏に里山があって、そこに小さな沢が流れていた。その沢伝いに少し山を登っていくと、沢蟹がけっこう獲れる場所があった。夏のうだるような暑さの中、ひんやりとした沢の流れに足を入れているだけでも、とても気持ち良かった。大きめの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

カジカ釣り  ~Scene 5~

お盆休みに母方の実家である茨城の田舎で過ごす数日間は、都会では経験出来ない事で満ちている。そのなかでも一番の楽しみは、近くの川でのカジカ釣り。裏の竹林で竿を見繕い、エサのミミズを集めていざ出発。麦わら帽子に竹竿を担いで畑道を歩くこと20分、誰もいない貸切りのポイントに到着。錘の代わりには河原の石を結わく。子供の僕にもちょうど…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

帰省  ~Scene 4~

小学生の頃までは、毎年お盆休みになると、父と母の実家である茨城の田舎へ帰省していた。行ってしまえば色々と楽しいのだけれど、行くまではとにかく気が重かった。今と違って当時はまだまだ電車での帰省が中心だったので、お盆休みの上野駅はとんでもない状態だった。自由席の座席取りはリアル椅子取りゲーム状態で、子供の僕には怖いくらい殺伐とし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

終点の海 ~Scene 3~

小さい頃、夏になると毎年必ず海水浴に連れて行ってもらっていた。場所は三浦半島の三浦海岸。三浦海岸へ家族で行く時はいつも電車を使っていた。当時はまだ京浜急行の終点は三浦海岸駅だった。終点の駅で降りてそこから海へっていうのは、なんとも情緒があっていいですね。小さい頃の僕は、電車の終点は、そこは地球の果てなのだと思っていた。終点の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

夏休み  ~Scene 2~

ノスタルジー=子供の頃の夏休み。と言ってもいいくらい直結していますよね。ラジオ体操、虫捕り、川遊び、プール、海、西瓜、入道雲、夕立、花火、夏祭り、蝉の声… たいした心配事もなく無邪気に走り回っていたあの頃。思い出そうとすると胸が痛くなって、瞼が熱くなって…懐かしい、楽しい、恥ずかしい、切ない… まさにノスタルジックな気持…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

Nostalgia  ~scene 1~

“ノスタルジー”きっとこのブログに来てくださった方は、この言葉を目や耳にした瞬間に心が穏やかになるのではないでしょうか。私も大好きです。歳をとってからは尚更です。 人生における“幸せ”って何だろう?って考えると。あくまで私の考えですが、それは“いかにたくさんの良い思い出があるか”そして“その思い出を一緒に語り合える人が…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more